金利が高くなる信販系のカードローン

キャッシング枠は総量規制の対象

信販系のカードローンは、銀行系のカードローンとは違い、総量規制の対象になる貸し出しです。一般的に、クレジットカードのショッピング枠とは別に「キャッシング枠」が設けられており、これが貸し出しの限度枠として設定されています。

ショッピングとは全く別の純粋な「貸し出し」であり、扱いとしては、貸金業者の貸し出しと同じになります。また、金利面でも銀行系のカードローンよりも高く設定されています。

デメリットとしては、総量規制の対象となるため、年収の3分の1までしか貸し出せない規定となっています。これは、貸し出しの条件が厳しく制限されているため、年収が240万円の人であれば、80万円以上の借り入れが出来ないことになります。

これに対して、銀行系のカードローンは金利面で、数パーセントから十数パーセントとかなり優遇されているほか、返済の方法で自由度が高い、限度枠が大きめに設定されているなどのメリットがあります。

信販系と銀行系を比較した場合、銀行系のカードローンの方が、ローンが通過する審査条件が厳しいというデメリットがあります。どうしても、信販系のカードローンより銀行系のカードローンの方が、審査条件が厳しいために、借り入れが難しいことになってしまいます。

ショッピング枠などと合わせて信販系ではキャッシング枠も自動的についてくることがありますが、過去の返済記録や、借入状況によってはキャッシングのカードローンの審査が通過しないことがあります。ショッピング自体で遅延や対応があると、キャッシング枠の利用も取り消されてしまうことがあるので、総額でどの程度使ったのかを確認することも大切になってきますね。