限度額の決定には信用性が重要

限度額によって金利が変わる

銀行系のカードローンの限度額は、基本的に借り入れを希望する人の信用や収入、過去の実績などによって評価されます。また、現在の借入総額や資産も評価対象になるため、限度額がこれらの複合要素によって決定されます。

もっとも不利益を受ける信用状況として、債務整理や自己破産などのいわゆる「ブラックリスト」に掲載された記録を持つ人です。このような人であれば、社会的信用がないため、一定期間は評価の対象外となってしまいます。

一般的に会社の経営者やオーナー、公務員や収入が安定している職業の人の方が、より大きな限度額となります。その一方で無職や、アルバイト・フリーターのような職業であれば、収入面で不利益を受ける可能性があります。

同じ正社員であったとしても、勤続年数や役職、会社のネームバリューや年収によっても限度額の評価は大きく違います。一般的に勤務して半年間はあまり大きな限度額にならない、審査が通過しないことがあるので注意してくださいね。

銀行が仕事面や年収以外で評価基準を高める点として、その人の資産やお金に対する計画性があります。定額預金をしている、給与振り込みを、カードローンを希望する銀行にしている、などの場合は信用評価が高いことになります。

逆に限度額が低くなる点としては、クレジットカードや貸金業者からの借り入れが多い場合が該当します。また、遅延や延滞、焦げ付きなどの過去の事故記録がある場合は、限度額の面で非常に不利益を受けることがあります。お金の信頼は日々の積み重ねという面もあるので、しっかりとした計画性も大切になってきますね。